「高安薪能」にご来場ありがとうございました。

日 時  10月14日(月祝)【講座】2時半~4時 【薪能】午後5時

会 場  【講座】大阪経済法科大学 花岡キャンパス ガリオン【薪能】玉祖神社境内

令和元年10月15日

各 位

高安能未来継承事業推進協議会
会 長  橋 本  久

謹 啓
 
厳しい残暑もようやく終わり、本格的な秋となりました。
しかし台風19号は甚大被害となり、一日も早く復旧の途に就くことをお祈りいたします。
 さて、10月14日に実施しました「高安と能楽のかかわりを探る講座」及び「高安薪能」は、皆様のおかげをもちまして、無事終了できましたこと、あらためて厚く御礼申し上げます。
 大阪経済法科大学花岡キャンパスで2時半から4時まで行いました講座「高安と能楽のかかわりを探る講座 ~令和に蘇る幻の能『綱』~」は、初めのトーク「地元伝承の鬼の話からゆかりの能を創り上げる」で、コーディネーターの山中雅志師(観世流シテ方)と講師の西野春雄氏(法政大学名誉教授)・福田祐美子氏(しおんじ山学習館学芸員)・原 大師(高安流ワキ方)、との対話、また実物の能面を用いた鬼にまつわる解説(山中)、作成中の「綱」草稿によるシテ(山中)・ワキ(原)の掛け合い、など意表を突いた興味深い場面もありました。
 休憩後の講話では、「令和に蘇る幻の能《綱》~茨木童子、高安の伯母に化け、綱に切られし腕を取り返す物語~」(西野春雄氏))で、現在構想中の作品について課題も併せての解説。つぎに「地域伝承に見る茨木童子 ~手塚の主の正体とは?~」(福田祐美子氏)では、茨木童子にまつわる摂津の伝承と取り組みを紹介。
 来場された皆様の感想は素晴らしく好評で、満席でした。
 玉祖神社での高安薪能は、神社総代・神立区長・八尾市長・大阪経済法科大学学長・八尾ライオンズクラブ会長・高安能未来継承事業推進協議会会長による火入れ式で始まりました。
今年の演目は能「井筒」物着、仕舞は講座で話題の茨木童子に因む「大江山」と高安ゆかりの「弱法師」でした。心配された雨はやみ、すこし冷え始めた夕べでしたが、椅子席を埋め尽くした境内で、拝殿の演能に集中できました。地元の方々はもとより、大阪経済法科大学の留学生たちも多勢来場し、初めて見るお能に感激していました。
 本年度の「高安薪能」の大成功は、すべてみなさまのご協力、ご支援のおかげです。
 本年も無事終了できましたこと、あわせて深くお礼申し上げます。
謹 白

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